tamエディターの「リアルを支えるおまもり」について語る連載「editor's amulet」。
第1回は、tamプロデューサー Yukakoの赤リップコレクションについて。
赤リップが市民権を得て早数年。今では赤以外のリップカラーを持っていないYukakoです。
一言に赤といっても、テクスチャーや色味、髪や瞳の色との相性から纏うTPOによって選ぶ色は千差万別。
今回は数ある私の赤リップコレクションの中から、特に使用頻度の高いアイテムを紹介します。
写真手前から
レブロン ウルトラ HD マット リップカラー 10LOVE
朱色に近いマットタイプ。カジュアルにもパーティシーンにも幅広く映えます。
NYX CHUNKY DUNK HYDRATING LIPPIE CDHL05 Sex on the Beach(生産終了)
透明感があり重くない発色のため日常使いにぴったり。
NYX MATTE LIPSTICK 08 PURE RED
朱色に近いマットタイプ。モードや和装にも合うゴージャスな赤。
シャネル ルージュ ココ グロス 756 チリ
艶やかで透明感のある赤。見た目に軽やかさを出したい時に。
「赤い口紅」。ひと昔前のそれは、「モード」「アート」はたまた「悪女」のイメージなど、普通の女性が日常的に使用するにはあまりにもハードルが高かったアイテム。
その名残からか今でも赤リップで仕事に行くと「唇がすごく赤いですね」「今日は何かあるんですか」など突っ込まれることもしばしば。
そんな時、私は「魔除けです」と言っています。
古来より赤は、「血」や「火」といった漲るエレメントのパワーを体現した生命力にあふれた強い色。
高い霊力を持ち、魔除けの意味合いが込められているのも世界の複数の宗教に共通した特徴です。
都市生活をサバイブするうちに、波長が合って変なものを拾ってしまうというのも人生あるある。
そのため私はあらゆる悪いモノに対して「ただじゃおかないぞ」感をアピールするためにも唇に赤を纏っているのです。
真っ赤なリップは魔除けにもなるのです。
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