都市生活をサバイブする女性にとって美味しいコーヒーは、さながら相棒のようなもの。
マルチタスクでパンク寸前の脳内が、コーヒーのアロマでスーッと整うあの感覚は、誰しも一度は経験したことがあるのでは?
ただ、いついかなる時も自分の好みのコーヒーが飲めるとは限らない。
オフィスの近くにコーヒーショップがなかったり、契約しているコーヒーが好みでなかったり、マシンの衛生管理が気になってしまったり・・・。
また手軽さ重視でフレンチプレスを取り入れたはいいものの、オフィスのせまい給湯エリアでは粉の始末が面倒なことも。
近年はコンビニコーヒーのクォリティも高くなっているので困ることはないのだが、それでもこだわりの一杯が飲みたい時もある。
そんなオフィスワーカーに勧めるのは、長崎県大村市のコーヒー豆専門店「琥珀」の「のど通コーヒーバッグ」。
お湯を注ぐだけで風味豊かなコーヒーが味わえる逸品だ。
筆者もこれまで多くの簡易コーヒーを試してきたが、独特の香りや冷めた時の味の変化が大変苦手だった。
・・・が、これは美味しい。
ブラック派にも嬉しい深煎りでありながらさらりとした飲み口で、奥行きのある、芳しいコーヒーのアロマも感じられ、強張った心と体がほわっとなる。
販売元の「琥珀」は、長崎県大村市で創業42年を迎えたコーヒー豆専門店。
豆選びから自家焙煎・加工販売までオーナーのこだわりが詰まったコーヒー豆を販売している。
のどかな田園風景に佇む家族経営の小さな店舗ながら、委託販売で味を知った人が遠方から買いに来ることも多いという名店だ。
コロンビア、ジャバ、モカなどをブレンドしていて飲みやすい
30秒ほど蒸らし好みの濃さになるまでふりだすだけという手軽さ
使用するお湯は湯沸かし器やポットのお湯ではなく、カルキを抜くため2~3分沸騰させたお湯を気泡がでなくなるまで待ってから注ぐと良いそう。
なおコーヒーを淹れるお湯の温度は95度が適温で、温度が低いと苦味が出やすく、高すぎると薄くあっさりとしたコーヒーになる。
琥珀では、「のど通コーヒーバッグ」のほか「琥珀ブレンド」「遠赤ブレンド」など豆の販売も100g単位で行なっている。
生豆の状態や天候や気温・湿度などを見ながら、その日その時の一番良い煎り方を瞬時に判断しセラミックで煎りあげているため雑味のない仕上がり。
通信販売は電話もしくはFAX申し込み、価格は原料豆の価格変動もあるため時価となる。
スマホをタップするだけで何でも買うことができる時代の中で、少々面倒な手段かもしれないが、個店ならではの誠実さも感じることができる。
自家焙煎・加工販売 コーヒー豆の琥珀
長崎県大村市協和町751-2
TEL 0120-45-7735 0957-53-7735
FAX 0957-53-8366
営業時間 9:00~18:00(日曜・祝日 定休)
※通信販売は電話、FAXにて
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