【amulet hotel list #2】浅草に都市型旅館「茶室ryokan asakusa」がオープン

雷門で有名な浅草寺をはじめ、日本有数の観光地である浅草のなかで下町情緒があふれる浅草観音堂裏エリア。

通称「奥浅草」と呼ばれる花街の雰囲気を今に残す地域に、全10室の都市型旅館「茶室ryokan asakusa」が7月20日にオープンした。

空間と心で日本の居室文化を体験できる茶の湯の精神と茶室をモチーフとしたホテルで、外国人観光客をターゲットにしている。



現代に蘇る茶室、日本の情緒、エキゾチズムに没入できる空間

浅草仲見世などの華やかな観光地の喧騒から少し離れ、生活者が息づき、花街の香りが色濃く残る奥浅草に都心の草庵として現代に蘇る茶室ryokan asakusa。


自然と建築を一体的に捉えた設計によって国内外で高い評価を受ける建築家前田圭介氏が手掛けた「江戸らしさ」を感じる建築デザインに、露地に見立てたエントランス、足湯のできる待合、にじり口を彷彿とさせる小さな扉から入る客室など茶室の構成要素をモチーフにした空間設計となっている。



「茶室スイート」「茶室浅草」「茶室」「お風呂スイート」の4種類からなる全10室の客室は全てデザインが異なり、天井を低く抑えたミニマルな空間は母胎回帰を連想させる。

コンパクトな空間でありながら、無駄を削ぎ落とした空間デザインとなっている。

また、6階には貸切露天風呂があり東京スカイツリーや浅草の風景を一望することができるほか、「手漉き和紙の障子」、「枯山水の坪庭」などのしつらえの工夫や、明かりの使い方によって奥行きを感じさせ、落ち着きを与えてくれる。


日本の居室文化に光を当てた旅館でエキゾチズムに没入することができるミニマルな空間は外国人観光客だけでなく、日本人にとっても非日常を味わえる。


茶室ryokan asakusa

https://www.cyashitsu.com

東京都台東区浅草3-32-12

地下鉄角線「浅草駅」A出口より徒歩約8分

※9/30まで「オープン記念プラン」として宿泊料金から30%OFF



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