来たる9月25日(火)午前10時30分に日本橋髙島屋S.C.新館(専門店)がオープン、本館、新館、東館、ウオッチメゾンの4館が一体になった新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C.」が誕生する。
オープンに先駆け行われたプレス内見会ではエディターMAKOが新館をチェック!
都市生活をサバイブする女性目線の日本橋髙島屋S.C.レポートを、オープン直前にお届けします。
実家が近かった事もあり子供の頃からの思い出が詰まった日本橋髙島屋は、今でもほんの少しだけ背筋が伸びるような、私にとっての特別な場所。
インバウンドで賑わう銀座に比べるとずっと穏やかな時間が流れており、気取らないのに落ち着いた大人の雰囲気は昔から全く変わらない魅力的な街だが、近年はCOREDO室町のオープンなど、お隣の三越前エリアの活気にやや影を潜めていた。
しかし今回の大規模な再開発に伴った日本橋髙島屋 新館S.C.のオープンは、これからの新しい日本橋に対する髙島屋の意気込みを感じる内容であった。
カフェやテイクアウトが充実
日本橋エリアは昔からの企業も多く、また東京駅に向かう北側は八重洲ゾーンになるので、思いのほか渋い「おじさまエリア」であり、バーや居酒屋は充実しているが、女性向けの飲食店や素敵なカフェが極端に少ないのが残念だった。
このたび日本橋髙島屋の新館では、日本初上陸を含めた計115店舗がオープン。日本橋を生活拠点とする生活者のニーズを満たした店舗が揃い、地下1階から7階までは食料品からファッション・雑貨からレストランなど、毎日通いたくなる店舗が充実している。
特に1階の一部カフェや店舗など7つのショップについては、平日はなんと朝7時30分から営業という点が特筆モノだ。
またB1階の成城石井 日本橋髙島屋S.C.店は23時までの営業で、コンビニしかなかった日本橋エリアの会社員にとっては待望のオープン!
お昼や残業時にも、今後は心強い存在になること間違いない。
このほか、新館の飲食店ライナップをご紹介すると、1階にはおなじみのDEAN & DELUCA カフェのほか、日本橋で長く愛され続けた山本山の喫茶室が山本山 ふじヱ茶房として復活、またパリの人気ショコラトリー HUGO & VICTOR もオープン。
同じく1階では日本初上陸の出店となったオーストラリアンレストラン N2 Brunch Club が夜22:30までの営業。
3Fには 100%米粉を使ったパンケーキが頂けるcafe VAVA、4階には 青山でも人気の HATAKE CAFE、5階に広々とオープンした スターバックス コーヒー、6階のクレープが頂ける Picoti Picota は22時までの営業となる。
新館B1階のイートインは仕事の合間のサクメシに
健康思考の女性にも嬉しい玄米やヘルシー系のデリも充実するなか、B1階には旬の素材を生かしたデリメニューを提供する大人気のPARIYAが、45席のイートインスペースをプラスした百貨店新業態としてオープン。
また大人気の世田谷発、梅丘すしの美登利は、このたび日本橋エリアに初出店。
ベトナム料理がなかった日本橋に初めてお目見えした日本初フォー専門店 COMPHOは、数種類のフォーが充実しておりエスニック大好きな女子達が殺到しそう!
その右側の東京精肉弁当店は、食肉卸から直送された良質な牛肉の部位ごとの美味しさを安価で提供している人気店。
さまざまな牛肉メニューが充実したお弁当は、ランチタイムの台風の目になる予感。
仕事の合間に気の利いた贈り物も選べる
同じフロアには老若男女に喜ばれるもらって嬉しい実用ギフトが充実している AKOMEYA TOKYOがオープン。
店内中こだわりが満載であるが、私のお気に入りは桐箱入りの新米を食べ比べられるギフト。
急なプレゼントや手土産が入用となった時、お相手を問わず本当に頼れるお店だ。
新館オープンに際して3合米(つや姫と縁結び)、塩糀昆布、鯛めし、出汁味噌汁の「お福分けセット」が3,240円(税込み)限定100セットで発売される。
とにかく今回の新館オープンでは、各店舗でオープニング記念の魅力的な限定アイテムがめじろ押し!
そんな中で個人的には、1階にオープンした紀ノ国屋アントレの店頭にあった丹波栗を贅沢に使用した特別なカステラが、日本橋の老舗和紙舗「榛原(はいばら)」の美しい和紙で包まれ、販売されているのが気になった。
榛原といえば200年以上続く和紙舗で、現在は新館隣りの日本橋タワーに新店舗を構えている。伝統の美しさと秋の味覚が相まって、日本橋らしい贈り物としても大変喜ばれそうな一品だ。
「紀ノ国屋 丹波栗のカステラ」 5,400円(税込)
また1階には沢山のグリーンがお迎えしてくれる広々としたショップもあり、ビルに囲まれた日本橋にない、ほっと癒しの空間になりそう。
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