30代後半から40代、50代と、お肌の曲がり角と同様にカラダもバストも曲がり角に差し掛かる。
筋力の衰えや肌質の変化から、全身のフォルムが下がりがちなこの世代こそ、お洋服を引き立たせるランジェリー選びを愉しみたい。
ニットを着るときこそブラジャー選びが鍵に
ざっくりニットや厚手のハイゲージニットを着れば体のラインも目立たないし・・・という思いから、ブラジャーを遠い存在として考えている人もいるのでは?
秋冬に出番の多いニットやスウェットは生地に重みがある分、どうしてもバストがつぶれラインが下がってしまいがち。
バストポイントが下がると、スリムな体型でも、どんなにオシャレをしていても、なんとなくだらしのない体つきに映ってしまう。
このようなことから、冬こそバストのカタチづくりを意識したブラジャー選びが必要になってくる。
秋冬ファッションに合うブラジャー選び
厚手のハイゲージニットやタートルニット、スウェットなどボーイッシュな服を着る時は、とがったバストより丸みを帯びたバストメイクが、柔らかい雰囲気でフェミニンさを演出できる。
丸みを帯びたバストメイクにするにはカップが深いものやストラップがしっかりしたもの、ストラップからカップのサイドにかけてサポートがあるようなデザインがオススメ。
ヨーロッパのランジェリーはブラジャーにブランドテーマやその年のパリコレのシーズンカラーを表現するのみならず、季節のアウターにあうバストメイクを実現する「カタチ」をしたブラジャーを毎シーズンごとに発売している。
ブラジャーを選ぶ際、ヨーロッパブランドのブラジャーはカップが丸く深いため、日本人の胸の厚み(バストの大きさではなく胸幅や胸板の厚さ)に対して、カップの上部が浮いてしまうことがある点に注意が必要だ。
しっかりカウンセリングをしてくれる店で必ずフィッティングをして、着け心地のよいものを選ぶようにしよう。
また意外に知られていないが、洋服と同様、ブラジャーもお直しが可能。
お直しなどのカスタマーケアが充実している店を選ぶのも良いだろう。
寄せて上げるだけがブラジャーの役割じゃない
「バストポイントをあげること」と「寄せて上げる」ことは必ずしもイコールではなく、バストが小さい人が無理にボリュームアップするブラジャーを着ける必要はない。
ボリュームを出さなくても、カタチづくることを意識し、体に合ったブラジャーを着ければ、女性らしいバストのラインを表現することができる。
季節の洋服をきちんと彩ってくれる「カタチ」のブラジャーをつけることにより季節感あふれる、大人のオシャレを楽しんで。
10月はピンクリボン月間。ブラジャーのチェックとともにバストの健康チェックも忘れずに。
0コメント