昔も今もパリは憧れ。映画のヒロインもパリに憧れる。
フランソワ・トリュフォー、アキ・カウリスマキ、エミール・クストリッツア、ミシェル・ゴンドリー、ユーリー・ノルシュテイン・・・。
名だたる世界の映画作家たちが敬愛する、伝説の映画作家ジャン・ヴィゴ。
たった4作品を遺し29歳でこの世を去った伝説の映画作家の詩的な表現と、才気に満ちた傑作「アタラント号」4Kレストア版、「ニースについて」「競泳選手ジャン・タリス」「新学期操行ゼロ」が、12月29日よりシアター・イメージフォーラムを皮切りに公開される。(配給:アイ・ヴィー・シー)
(C)1934Gaumont
「アタラント号」世界初4Kレストア版は
2017年のカンヌ国際映画祭「カンヌ・クラシックス」でお披露目された
船の上で新婚生活を送る夫婦。次第に華やかなパリの街を見てみたいという欲求に妻は船を降りてみる。スネた夫は妻を置き去りにして出航。
不器用な2人の恋愛脚本を、ジャン・ヴィゴならではの手腕でなんとも可愛らしくも魅力的に表現されている。
ストレートに「まごころはあるだろう」と言わんばかりの感じで、観ているうちに不思議と詩的な雰囲気に包まれ、あたたかい気持ちにさせてくれる名作だ。
「アタラント号 4Kレストア版 L’ATALANTE un film de JEAN VIGO」
2018年12月29日(土)より
渋谷シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次ロードショー
http://www.ivc-tokyo.co.jp/vigo/
シアター・イメージフォーラム
東京都渋谷区渋谷2-10-2
JR渋谷駅より徒歩8分
http://www.imageforum.co.jp/theatre/
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