フライパンを使って調理をする際は「油をひき、熱してから食材を入れる」と信じて疑わないもの。
しかし夕食時のキッチンはマルチタスクの極み。もう一品作っている間につい火の調節を忘れてしまい、表面は黒焦げ中は生焼け、ハンバーグにはヒビが入って崩壊・・・という失敗をしてしまったことはないだろうか。
そんな悲喜こもごも繰り返されるキッチンに備えておきたい目から鱗のレシピ本が発売された。タイトルが表している通り、冷たいままのフライパンに材料を入れて火にかけるだけという調理方法をまとめたレシピ本だ。
「今までの失敗は一体何だったのか」と唸らずにはいられない簡単時短レシピの数々が紹介されている。
『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』 1,404円(税込)
株式会社学研プラス発行 / 武蔵裕子著
麻婆豆腐は調味したひき肉の上に豆腐をのせて火にかける
ひき肉がボソボソしてしまう失敗も防げる
とんかつは少ない油を入れたところに直接並べ入れてから、火にかける
高温の油に肉を入れる際の恐怖もなく油の処理も最低限で済む
焼く、煮る、炒める、揚げる、蒸すという各調理法別に、冷たいままのフライパンから始める料理の数々を紹介。
「目を離せない」という緊張感がかなり軽減されるうえ、切ったそばから材料をフライパンに入れられるため、洗い物が減るといううれしいメリットもある。
著者 武蔵裕子氏 プロフィール
料理研究家。両親と息子2人という3世代の食卓を、長年切り盛りしてきた中から生み出されるレシピは、どれもムダがなく、体にやさしく作りやすいと評判。書籍や雑誌などで活躍し、企業へのメニュー開発や講演なども行う。
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